WPHH JAPON 2016 in KYOTO - Franck Mullerをdp1 Quattroで撮影

:: SIGMA - dp1 Quattro ::


先日10月6日(木)に行われた「WPHH JAPON 2016 in KYOTO - Franck Muller」に事前予約をして行ってきました。



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フランクミュラー・ウォッチランドグループによるエキシビション、ならびに新作発表会が特別一般公開されました。

昨年に続いて会場は、京都の東山・高台寺のスグそばにある「THE SODOH(艸堂)」。

私・たっちゃんは昨年も事前予約をして訪問させて頂いていました。

昨年の模様のブログ記事は下記よりご覧ください。



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庭園内は華やかなビザン数字に彩られていました。

昨年は、CANON 「EOS 5D Mark III」と、SIGMA社の「50mm F1.4 DG HSM Artライン」との組み合わせで撮影。

今年は、最近たっちゃんの愛機に新しく加わったSIGMA「dp1 Quattro」で全ての写心(写真)を撮影しました。



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日本画の巨匠、竹内栖鳳の私邸兼アトリエとして建てられた「THE SODOH」とフランクミュラー ウォッチランドブランドのコンセプトを融合させた独特の空間美・世界観と、今年は京都で有名な日本料理の名店「宮ざわ」による特別メニューが堪能できました。



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MARUKAに入社するまでは、それほどブランド品に興味がなかったのですが、こうしてたくさんのブランド時計を見る機会を頂き、その中でもフランクミュラーの時計が持つトノーカーベックス独特の形状、ビザン数字の組み合わせに釘付けになったものです。

一目惚れってやつですね。



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玄関の先からスタッフの方が温かく出迎えてくれ、お客様をおもてなしするという意識に溢れる「善き心」に触れながら、ゆっくり「お写ン歩」させて頂きました。



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SIGMAの全てのデジタルカメラに搭載されるFoveonセンサーは、他社メーカーのベイヤー配列式のイメージセンサーとは根本的に原理が異なっていて、その場の光を"あるがまま"に100%取り込んでいるから、"あるがまま"の色を写すことが出来ます。

「THE SODOH」の趣き深い日本庭園の緑、伝統的な木造建築の風合い、まさにSIGMAが得意とするあるがままの京都の「色」を切り撮ることが出来ます。



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庭園の緑や木造建築の風合いと言った「伝統」を撮る時、露出は下げた方がしっとりと落ち着いた雰囲気の写心(写真)になって僕は好きです。



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SIGMA社のFoveonセンサーは、その場の光をあるがままに100%取り込み、何も足さず、何も引くこともしません。

他社のベイヤー配列のイメージセンサーは、光の三原色のうち1色だけを取り込み、足りない色は補完処理しています。

つまりFoveonセンサーは、その場の光が少ない(暗い場所)での撮影が苦手ということ。

↑は、真っ暗な室内でのVANGUARDの時計の写心(写真)です。

光が少ない場所ではシャッタースピードが極端に遅くなるので、手ブレしないようかなりの神経を使いますが、そこに少しでも光がある限り、SIGMAクォリティーの写心(写真)を撮ることが出来ます。



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「フランクミュラー・ウエディング」

バンケットルームに演出された部屋に、ウエディングドレスやジュエリーが展示されていました。

ビザン数字に囲まれて、心に残る感動的な結婚式、、、いいなぁ。



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昨年は、この部屋で撮影に夢中になっていると、フランクミュラーご本人が突然現れて、そらもう腰が抜けるほどビックリしました(笑)

今年は残念ながらお会いすることが出来ませんでした。



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フランクミュラーの時計はただの時計ではなく、氏の哲学思想がこめられています。

カッコ良ければそれでいいとか、他で流行しているからと短絡的に真似をするといった刹那的なデザイではなく、例えばアールデコ調のデザインをする場合でも、その「要(かなめ)」を理解するための勉強を惜しみません。

そうやって物事の「本質」を見極めてこそ、人の「心」を惹きつけるデザインが出来上がるのでしょうね。



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他にも、「クレイジーアワーズ」というモデルがありますが、時計は右回りという既成概念を打ち払うがごとく、このモデルの文字盤の数字は、並び方がランダムになっています。


「世の中、生まれた瞬間は何時何分、死ぬ時も何時何分でご臨終、会社に行く時間は何時、ランチは何時……と、人間はあらゆるシーンで時間に支配されている。その束縛、規制を壊したいんだ。」

とはフランクミュラー氏のお言葉。



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時間だけではなく、いつの間にか様々な既成概念に縛られ、その狭い範囲の中だけで目先の消費的な欲求を満たすだけに躍起になっている私たち現代人。

イノベーションとか大躍進するのに必要なことは、こういった既成概念を打ち砕くこと。

特に日本人は既成概念に凝り固まりやすい(汗)



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凝り固まったその概念を打ち砕こうと思えば、既成概念の中に安住している人たちから阻害されたり、後ろ指を指されても、自分の概念を貫き通すための大いなる「勇気」が必要です。

ただし、既成概念を打ち砕いて自分の概念を貫くと言っても、自分の「自利」に発した好き勝手なモノではなく、「利他」の善き心から発するモノであるべき。



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事前予約をすると来場者にプレゼントされるノベルティ。

昨年はお洒落なトートバッグで、今年は可愛いサイズのポーチ。

昨年のトートバッグも、今年のポーチも勿体なくて使えません(笑)

家宝にさせて頂きます☆



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今年もステキな「お写ん歩」を楽しませて頂き、「フランクミュラー・ウォッチランドグループ」と「THE SODOH」の皆さまに心から感謝いたします!

たっちゃん

京都のブランド品・時計・貴金属の買取専門店「MARUKA(マルカ)」に勤めるカメラ・レンズ査定士、フォトグラファー。
元カウンセラー、ウエディング・フォトグラファー。

記録「写真」より記憶「写心」をモットーに、善き心をこめて撮る"写心"と言霊を通して、失われつつある現代人の心をいかに育めるか(心育-ここいく)を本気で考えています。

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